メタリック・クリーン・シキシマ株式会社

不動態化処理

PASSIVATION TREATMENTステンレスが持つ
本来の強度に戻す

酸洗

不動態化処理について
ステンレスには本来クロムと酸素が反応した膜(不動態膜)によりサビに強く高い強度がありますが、製品製造の加工段階で不動態膜が無くなり弱体化してしまします。
不動態化処理とはステンレスの表面に再度不動態皮膜を形成させ、本来のサビに強い耐久性のある状態に戻す工程です。
弊社では現地での出張作業も対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

不動態化処理工程passivation treatment flow

こちらで紹介している不動態化処理作業の工程は基本的な作業の流れになります。
製品によっては作業工程が異なりますのでご了承ください。

1点検

ゴミや異物を除去する
製品にキズ損傷等無い事を確認する

2脱脂

製品の表面に付着した油脂分や油性の文字等を溶剤及び洗剤にて拭き取る

3水洗

上水道水を使用し高圧水による予備洗浄を行い表面の油脂汚れ等を除去する

4不動態化処理

硝酸の酸槽に浸漬する、又は塗布

5水洗

上水道水を使用し高圧水による水洗浄、不動態液を完全に除去する

6乾燥

エアブロー及び自然乾燥

7検査

製品にキズ損傷等無い事を確認する